自動車整備工場

地域に密着していて頼みやすい

ディーラーの次に自動車のメカニズムに詳しそうなのが自動車整備工場なので、 タイヤを持ち込んで交換してもらおうと考える庶民は後を絶ちません。 どこの整備工場にするか、どうやって探すかは人それぞれかと思いますが、まず 車検に使っている整備工場があったらそこを候補にするでしょう。 これなら話をしやすいですし、条件が合わなければ他を探すとしても声をかけて みることくらいは簡単で気軽に行えます。 なので交換用のタイヤが手元に届いたら持込をした場合の料金はおよそいくらか、 電話かメールで問い合わせをして納得できる見積りならそのままお願いする、 というパターンはけっこうあるようです。 もしもそこで「ちょっと高いかな、もっと安い工場を探してみよう」と思える額 を提示されたら、友人にお勧めは無いか聞いてみたり新聞の折込チラシを毎朝 チェックしたり、インターネットで持ち込みタイヤ交換をしてますよアピール している自動車整備工場が近所にないか探します。

ニーズに合わせた整備工場の増加

最近ではタイヤを持ち込むから工賃だけで交換して欲しい、という自動車オーナー が急増しており、その層をターゲットに狙った戦略で宣伝している整備工場も 目立つようになってきたのです。 昔ならタイヤの溝が減ってきて「そろそろタイヤ交換しないと危険かな、このまま ではパンクしたりブレーキの効きが悪くなって交通事故の発生率が高そうだ」 と感じるようになってきたら、新品のタイヤの手配もひっくるめて交換を依頼 するケースがほとんどでした。 ですが近頃ではタイヤの購入と交換を別々に行う事例も珍しくはなく、タイヤ交換 のみを低額で請け負ってくれる工場が人気の的になっているのです。 一式をまとめて引き受けた方が整備工場としても嬉しい仕事になるのでしょうが、 ごく普通の自動車オーナーでも気軽にタイヤの購入だけをネット経由などで行える ようになったため、安価で交換のみのサービスを受け付けてくれる施設が求められる ようになってきたのです。 タイヤの販売額が削られるため利益は少なくなりますが、顧客のニーズは時代と ともに変化しており対応できないところは仕事が減ってしまいます。 なので自動車整備工場でも持ち込みタイヤ交換をウリにするところが出現しており、 ユーザー側は選択の幅が増えて嬉しい状況になりつつあります。 交通事故に遭遇したから修理して、といった場合や競艇の駐車場に停めておいた 愛車がイタズラされて傷を付けられたから塗装して欲しい、という場合にしか 整備工場に連絡をしたことがないドライバーがまだまだ多そうですが、これから はもっと身近な存在になりそうなのが整備工場です。 正規ディーラーよりもお安く車を直してくれる、そしてサービスの幅も広がり 多くのトラブルに対応してもらえる、そのように自動車整備工場の位置づけが 変わってきたことを最近は強く感じるようになってきました。 オイル交換をしてもらうのならそこでエンジンオイルを購入してその流れで工賃 を払って交換してもらう、というのが当たり前だったように、タイヤ交換をする ならタイヤの調達までも任せてお願いする、というのが今までの整備工場の役割 だったと言っても不自然さは全くありません。 しかしこれからはタイヤは持参するから交換だけお願いします、が当然のように 行われる時代になっていきそうです。 エンジンを持っていくから載せかえてよ、のような案件だと今でもまだそうない かもしれませんが、何十年も未来にはそんな依頼者も出現するかもしれませんし、 これまでのイメージ通りにいつまでも変わらぬままとは誰も言い切ることはできない ことを忘れてはいけません。 なので「持込のタイヤを交換だけしてもらおうだなんて引き受けてくれないよね」 と先入観を持たず、試しに問い合わせをしてみたっていいのではないでしょうか。

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